フィギュアスケート観戦レポ

フィギュアスケートの大会やショー、イベントのレポを公開しています。

東京フィギュアスケート選手権大会【2018年10月8日】

<シニア男子>

★菅原生成(すがはら きなり)選手
程よく重みのあるスケーティングと柔らかさのある着氷の両立、すごく好み…!!かつ上半身の柔軟さが素晴らしく、優雅で抑揚のある身体の動きと『ラ・ラ・ランド』の音楽が合わさって、とても華のある演技だった。

 

<シニア女子>

★濱谷佐理(はまや さり)選手
観戦した全演技の中で、一番惹き込まれた選手。前半は大きなミスが続いたが、中盤の曲調が変わる直前の3T-2Tをきっちり決めて、そこから表情に闘志が漲って一気に全身の動きが変わった。いわゆるゾーンに入ったのでは?と思うほど、曲と彼女の動き全てが一体化して、間違いなく彼女自身のスケートが展開されていった(と私の目には映った)。あまりの惹き込まれ具合に、終盤ひっそりと目頭が熱くなった……!是非、また演技を観たい。強く美しく、情感溢れる演技だった。 

樋口新葉(ひぐち わかば)選手
わかば神。知ってたけれど、やはり神。全体的に特に表現を丁寧に仕上げていた印象。かつ、持ち前のダイナミックさはもちろん健在。SOIで観た時に惚れたスピンの腕の動きも、たまらない綺麗さだった。6練終盤でジャンプがはまってきて、本番でほぼバッチリ決まっていて、もう流石の演技だった。演技後に笑顔が見られて嬉しかった!

 

<全体>

観客席に沢山のバナーが掛けられていて、対面の座席からもしっかりはっきり見える大きさにちょっとびっくりした!デザインもさまざまでテンションが上がった✨

今回手の防寒のために手袋を着けたが、カイロのほうが必須だなと確信した。拍手の音が出せなくなるから……😭

 

<個人的な総括>

観戦して本当によかった!!!非常に貴重な時間を過ごすことができたと思う。彼らの一瞬一瞬を観て、彼らを少しでも知ることができる嬉しさは、何物かが代替できるものではない。あの時、あの瞬間、がいっぱい詰まった時間だった。